2022.11.15 校長通信
校長通信 33号+(プラス)
校長通信33号 +(プラス)
皆さんこんにちは
引き続き、『総合的な探究の時間』のこれからと、一緒に取り組んでいる先生方の様子をご報告いたします。
※前をお読みでない方は、一番下の「校長通信33号」からどうぞ。
【2.3年生での取り組みについて】
2年生は、広い視野と文化を学び、相互理解の態度を育成する「国際理解」がテーマです。沖縄への修学旅行での体験を活用することで、考えに厚みをつけ、深い学びへつなげていきます。
3年生は、「生き方」がテーマです。ここまでの学びを生かし、周囲とのかかわりの中で自分自身の理想像や将来像を明確にとらえ、自身が社会で実践していきたい課題をみつけていきます。
3年間の授業を通して、生徒が主体的に楽しく課題に挑戦し、他者と協働しながら探究活動をする過程で、生きる力を少しずつ身につけることを願っています。
【先生方にとって、総合的な探究の時間をどのように感じているのか】
総合的な探究の授業はクラス担任が担当しています。生徒が自ら考え、深めていく学びに寄り添う中で、知識を与えるのではなく良き伴走者になりたいと思っています。クラス担任が行うことで生徒の個性が引き出しやすく、内面に持つ問いに出会えることにも喜びを感じています。生徒の成長を目にする時間となっています。
先生方にとっても十分な検討を重ねたとはいえ、初めての取り組みになります。戸惑いや不安はありながらも、今年度の総合的な探究の授業は始まりました。先生方は生徒を信頼して、この時間に臨んでいます。
答えがすぐ出ない、今まで自分で考えたことがなかった課題等を、意識的に時間をとってみると、いろいろ出てくるものだと感心しています。
これだけ早く社会や世界が変化する中では、今までの知識では解決できない課題が生じ、物事の本質を考える必要性が高まっています。
ただいずれも大事なことは 『幸せに生きるために時間を共有していること』 を忘れないで欲しいと考えています。
従前からの取り組みも含めて、鶴高生が幸せに向かって道を拓く力 をこの三年間でつけてくれることを心から祈っています。
鶴高生・同窓生・未来の鶴高生へ
荒波にも自分を見失うことなく、幸せに向かって道を拓いていこう!!
《入試学校説明会・校長挨拶》が掲載されています。こちらも是非ご覧ください。