2023.11.27 野球部
野球部 活動報告
野球部HP18「秋季東京大会・都大会」報告
秋季大会は、10月29日準々決勝で早稲田実業学校に4対5で敗退。ベスト8という結果となりました。
過去には秋季大会では実力が発揮できない一面もありましたが、今回の結果を二人のコーチはどう見るので
しょうか。両コーチには、大会を振り返ってもらい、今後の方向性について語ってもらいました。
では、準々決勝までの道のりをたどってみましょう。
1回戦 10月8日 スリーボンドベースボールパーク上柚木
対「拓大一」5-0
・・・大事な初戦。バスから降りる選手たちの表情には多少の緊張も感じられます。
応援に駆けつけてくれた保護者の皆様も、メガホンの準備などに余念がありません。
2回戦 10月16日 江戸川区球場
対「安田学園」16x-0(5回コールド)
・・・雨のため1日順延。球場も八王子から江戸川に変更されました。2回に鶴高打線が爆発。
3回に追加点、選手たちの集中力は途切れませんでした。
3回戦 10月21日 スリーボンドスタジアム八王子
対「桜美林」10x―0(6回コールド)
・・・今回は6回裏に流れが来ました。この流れを逃さず畳み掛けます。試合を通して成長していく姿勢は、
先輩たちからしっかり受け継がれたようです。
準々決勝 10月29日 スリーボンドスタジアム八王子
対「早稲田実」4-5 敗退 ベスト8
・・・1点先取されましたが5回に逆転。7回に同点に追いつかれ8回で逆転。しかし9回でまた逆転され試合終了。
手に汗握る試合でした。選手の皆さんお疲れ様。応援の皆さんお世話になりました。
では、早速聞いていきましょう。
(問)「まずは試合全体を通しての感想をお願いします。」
Tコーチ:「決して力のあるチームではないものの一人ひとりが自分の仕事を全うできました。鶴高の秋季大会ベスト8入りは
12年ぶりということで、夏に続いてあと一歩のところまできています。それと同時にもう一つ乗り越えなくては
ならない壁が高いことも実感できました。」
Sコーチ:「この秋の印象としてやはり個の力不足を感じました。特に早実戦では14安打を浴びています。しかし、粘り強く
食らいついていく野球は出来ていました。展開としては理想的ですが、徹底力の甘さが出た試合となってしまいました。」
(問)「印象に残った場面などありましたか?」
Tコーチ:「試合での印象というよりも、普段の練習で大会メンバーが練習を盛り上げ、他のメンバーをサポートする姿が印象的でした。
大会メンバーが驕らず、いつも支えてもらっている感謝を行動で示せている姿を見られたことが印象に残っています。」
Sコーチ:「早実戦の9回の攻防がまさにこのチームの徹底力の甘さが出た試合でした。防げるミスもたくさんありました。」
(問)「両コーチ、それぞれの視点で試合を振り返ってもらいましたが、最後に今後の方向性など聞かせて下さい。」
Tコーチ:「まずは個人の力が、勝ち上がっている学校さんに比べて圧倒的に劣っています。それをこの冬に徹底的に伸ばさなくてはなりません。また、チーム全体としての勝負への熱量が足りません。その熱量がどれぐらい出てくるかが今後の課題になると思います。」
Sコーチ:「まずは足りない個の力をつけていく事。そしてチームとしてのそつのない野球をしていく事。日常生活から徹底力を磨いていく
ことが必要だと考えます。」
・・・両コーチともに共通している課題は「個の実力向上」にあるようです。一方で、他者への感謝や諦めず食らいつく姿勢など、鶴高野球 が大事にしている精神を確認できた大会でもありました。
ご声援を送ってくださった皆様!改めて感謝申し上げます。とりわけ後援会の皆様!!ありがとうございました。
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