2024.04.18 校長通信
校長通信40号
皆さん、こんにちは。
令和6年度がスタートしました。本年度もよろしくお願いいたします。
4月6日に370名の新入生を迎え、全校生徒1165名、元気よく新学期を迎えました。「対 話 と 協 働」をより意識し、全教職員・全生徒と共に頑張ってまいります。
今回は、昨年度から少しずつ始まりました『校長セレクト講座』についてお話をしたいと思います。
この講座のきっかけは、教科、部活指導等以外で、教員の強みを生かした様々な分野の開講希望が上がってきたことからでした。
教員の校内外の研鑽を積極的に推奨していますが、それを生徒達へ還元する挑戦は、思いもよらない嬉しい申し出でした。すでに昨年度開催されたものについては配信させていただいていますが(その①、その②)、今後さらに持続可能な取り組みを期待し『校長セレクト講座』と位置づけをした次第です。今回は、手話勉強会を立ち上げた教諭のメッセージをご紹介します。
【日本手話を覚えてみませんか?】
(1)「手話」は独自の文法を持つ1つの言語です。
手話は「見る」言語であり、音声を用いた日本語とは表現方法が異なります。今、この「日本手話」を普及する取り組みが全国で始まっています。(手話言語条例制定)
例えば、「土砂降りがやんだ。」、「沖縄まで飛行機で行く。」の表現はどんなものなのだろう?
(2)「手話勉強会」を毎週金曜日16~17時に開催しています。
毎週、校内で勉強会を開催しています。杉並区聴覚障害者協会及び杉並区手話通訳者連絡会のご協力を得て、年に数回、ろう者と手話通訳士から直接「ろう文化と手話」についても学びます。
(3)きっかけはさまざま!
「ろう学校のスキー選手と友達なので手話で交流したい。」、「教育学部特別支援コースに進学したい。」、「小さい時に手話を見て興味を持った。」、「テレビドラマを見て。」、「手話ソングをやったことがある。」等、どんなきっかけでもよいので、まずは始めてみませんか?
担当者も現在、杉並区の手話講習会で学んでいます。生徒とともにスキルを上げていき、さまざまなイベントに参加していきたいと考えております。
今後、授業の学びの領域ではないことも、興味を持って探究していく姿勢を養ってほしいと考えています。
鶴高生及び未来の鶴高生
興味を持って この指とまれ!