2024.08.14 海外研修
2024 Australia 海外研修 Day ⑲[国際交流]
これだけの雨が降るのは何年振りだろうと、それだけ珍しい空模様。ですがこちらに来てから最低気温はもう10℃近く上がってきており、短い時間の中にも季節の移ろいを感じます。明日には気持ちよく晴れて、Brisbane最終日である土曜日には29℃までになるとの予報が出ています。
今日は終日St. Paul Lutheran Primary School Visitになりました。GLC付属の小学校ではないのですが、Graceと同じLutheran Church系の学校になりますし、先日訪問したGLC Caboolture Campusと隣接していますし、同じ系列ではあるので、仲間のような学校と言えます。そのような小学校まで足を延ばしてきました。
St.Paulの日本語の先生であるのLana先生は、以前GLCに勤めていたこともあり、GLCと鶴ヶ丘との関係もよくご存じですし、彼女はGrace Japan Tourで鶴ヶ丘にも来てくれたことがあるようです。繋がりって、大切ですね。Lana先生も、児童たちも、今日を楽しみにしてくれていました。
最初はYear 6(小学6年)の生徒たちと交流をしました。
St. Paul生徒とのBuddyマッチングがされて自由にお喋りをした後、blooketを用いて、AUS&JPN Trivia Quizをしました。
日本に関する問題もあるので、Buddyと協力しながら答えていかなければなりません。タブレットでペアごとに自分たちのペースでどんどん問いを進めていきます。正解をするごとに、Goldを集めます。時に他のペアからGoldを奪うこともできます。
“NO!!” “OMG”など叫び声が飛び交いながら、協力しながら楽しそうに取り組んでいました。
Naoyaのペアが、何とか2位にくい込みましたね!Good Job👍
だるま落としや、けん玉などをして一緒に遊びました。
そして最後に鶴ヶ丘からソーラン節を披露しました。
このソーラン節、5月下旬からみんなで練習してきました。パフォーマンスの機会を今や遅しと待っていました。さぁ、キレッキレのソーラン節、子どもたちに見せてあげましょう!
う、うん、大丈夫。衣装も音楽も踊りも、日本っぽさというものに、十分喜んでくれたはずです。クオリティはまだまだ上げられるはずですので、本番となる明後日のFarewell Partyで、みんなで自信を持って威勢よくバシっと決めましょうね!
Morning Teaは6年生のBuddyと一緒に取りました。一緒に遊んだり、絵を描いたり。
カードを作ってくれたりもしました。今日1日で、たくさんのSt. Paulの生徒たちが、鶴ヶ丘の生徒たちにカードを作って渡してくれました。嬉しい、ありがとう、だけでは足りないような感情になりますね。
次の2コマはYear 2(小学2年)の子どもたちと一緒になりました。もう元気いっぱい!ダイヤモンドでも入っているかのように眼を輝かせてノンストップで話し掛けてくれます。はじける笑顔で正面からぶつかってきます。
折り紙を使ってひとつの作品を作るProjectをLana先生が用意してくれました。折り方を見せて教えながら、綺麗に仕上がったのではないでしょうか。
カエルやツルを一緒に折って、とても喜んでくれました。
授業が終わりBye-byeの時には、High Fiveをしたり、胸に飛び込んできたり。こんなに短い時間なのに、喜んで楽しんでくれたという素直な想いが伝わります。
Lunch Timeには先ほどの6年生のBuddyとともに、Fairy Bread Partyをしました。Fairy Breadの作り方もこなれてきましたね。
“日本に戻ってもFairy Breadを楽しんでね”というMessageのある100s&1000sをお土産にいただきました。
Year 3(小学3年)の授業では、子どもたちの課題のお手伝いをして、折り紙や体を動かしたりゲームなどを楽しみ、St. Paulの訪問を終えました。
Graceと同じように、本当に多くの児童が迎え入れてくれて、すれ違う子どもたちみな、『コンニチハ~、コンニチハ~』と手を振って挨拶をしてくれます。ハイタッチをしてくれます。雨音に負けず向かい側の校舎からも笑顔で手を振っては『コンニチハ~』をしてくれます。
たくさんの児童たちが、授業のたびに入れ替わり立ち代わりやって来ては、有り余るほどのエネルギーを鶴ヶ丘生徒たちにぶつけてくれました。
授業が終わるたびに、生徒たちは『疲れた~』と言っていました。キラキラした純粋で真っすぐで偽りのない瞳が、彼らを真剣にさせたのですね。
鶴ヶ丘の生徒たちも、『カワイイ~🤗連れて帰りたい』と何度も言っていました。児童たちの純粋さに、その真っすぐさに、心洗われる想いだったと思います。
GLCを15人で過ごす時間も、残すところあと2日です。
『本当に優しい家族であと5日間なのが本当に涙』『ホストファミリーから、“オーストラリアを楽しんでもらえられたのなら嬉しい”と言われて少し泣きそうになった』『みんなで話して笑い合えて本当の家族になれたみたいでとても楽しく嬉しい』『家族と距離が近くなれて一緒にいて楽しい』『Team Aussieが大好き』
彼らが書き記した想いの数々です。
残された時間の現実を目の当たりにした、心の揺れ動きが表れてきています。
始まりがあれば必ず終わりがあり、終わりがあるからこそ、この瞬間が美しく輝くのでしょう。
いずれ訪れるその時を、終わりではなく新たな始まりとして迎えられるよう、時の扉に夢を刻んで。